「相川橋の大蛇」

 相川橋の下流右岸には昔の相川柴橋の階段が残っていて、その対岸を少し登った岩根に蛇腹のような跡がある。
 四国巡行の弘法大師が聖地を作る場所を探してこの地に来たら、恐ろしいオロチが行く手を阻んでいた、大師の
二夜のいわたる祈願の力にうたれたオロチがのたうちまわった跡と言われている。
 近くには大師をもてなしたカマドの跡と言われるポットホールや大師堂がある。